「応募」その後 ~ メールでのやりとり ~

1 安達憲一郎 2024年2月4日 9:09
 
第9条の会・オーバー東京 事務局 太田稔様
 

第9条の会・オーバー東京の機関誌『あーてぃくる9』(第96号)原稿募集に以下のとおりの内容で応じます。

 
2024年2月4日 安達憲一郎
 
 
自然を「忘れて」しまっている
 
 
 『東京新聞』では「原爆の日」関連の記事で、「本当の別れは忘れてしまうこと」と、大きく見出しを打っている(8月7日 朝刊 総合面)。この記事では、「犠牲になられた方々を決して忘れてはいけない」、とある。つまり「犠牲にな」った、人間を、「決して忘れてはいけない」ということ。
 俺はこの記事を見て、自然が殺されたことを、「忘れて」いるんじゃないか、と思った。ここで俺の言う「自然」とは、人間以外の、地球まるごと、の意味である。平和記念式典でハト(自然)が、放たれたことを記事にするのもいいが(8月7日 朝刊 1面)、なぜ、原爆によって膨大な数のハト(自然)が、殺されたであろう事実を記事にしないのか。原爆によって自然が、めちゃくちゃに殺されたという事実を、「忘れて」しまっているんじゃないか。俺はどうしても反発したくなるのである。
 原爆は、人間だけじゃなくて、もちろんハトから何からすべての生きものを含めた自然を、むごたらしく殺したという事実を、決して「忘れて」はならないだろう。
(『東京新聞』投書欄 ボツ原稿=2021年)
 
 
2 第9条の会 オーバー東京 2024年2月5日 19:25
 
 
安達憲一郎様
 
投稿ありがとうございます。あーてぃくる9第96号は、昨年すでに発行されております。
それで、次回のあーてぃくる9に掲載しようと思いますのでご了承ください
原爆が、人間を含むすべての自然を破壊したのだという安達さんのご意見その通りだと思います。
 
最近、とみに核兵器の開発だけでなく使用の脅迫が行きかっています。
ひとつはロシアの核使用によるウクライナ攻撃の恫喝。もう一つは金正恩の核使用の脅迫と小型核兵器巡航ミサイルの実験です・
どちらもロシアの核技術が使われており、小型核兵器によってより実際に使うハードルを下げてきています。
全く常軌を逸しています。通常兵器のミサイルでさえ、ウクライナの小麦畑にあまたの砲弾を撃ち込み、
そこから出る有機水銀などの毒物によって、使えない状態にさせられています。全く許しがたい所業です。
 アメリカ韓国もまた、核ミサイルで対抗する体制を公然と取っており、38度線を境に双方で軍事訓練で威嚇し合っています。
21世紀の時代は、より核戦争のハードルが下がってきました。
何としても戦争挑発を私たちの手で止めなければと思っております
 
 
第9条の会・オーバー東京
事務局  太田稔
 
 
3 安達憲一郎 2024年2月5日 21:00
 
 
ご連絡ありがとうございます。