2014年9月13日

 なんちゅう痛さだろうね。

 それは、さておき、経済が気になるね。みんな景気のことを気にしてるみたいだけど、食っていくためのことだから当然だろうね。佐高信が言ってたんだけど、経済っていうのは株価だけじゃないっていうね、失業率とかもあるっていう。

 「みんな」とは誰かっていったら、それは仕事がない人もいるし、安倍がやっているという株価最優先というのは、投資家が喜ぶんだろう。投資家っていうのは具体的にどういう人間かっていうと、日本の場合、外国人が多いっていうのを聞いたような気がする。仕事がない人とか、低賃金で働いている人が、景気を良くする政策をやってほしいと望むのは、それがまず第一と考えるのは当然のことだろう。

 安倍は経済最優先と言ってるけど、安倍の言う「経済」とは、週刊金曜日に書いてあったように、具体的にいうと株価を上げることなのか。安倍は株価を上げようとしているのか。そうだとすれば、株価が上がれば、仕事につけたり、賃金が上がったりするのか。本当にそうか。どうもそんなことじゃないような気がするな。週刊金曜日を読んでいて、批判的な記事を読んでいて、そんな気がする。どうもくさい。

 本多さんが、40年ぐらい前に、ロッキード事件の本質として、アメリカ金融独占資本を利するということがそれだというようなことを書いていた。40年ぐらい前の話だから、今とすぐ結びつけるのは、短絡的かもしれないが、本質論として似たようなものがないかという気がする。安倍は経済最優先と言うけど、具体的にやっていることは株価を上げることであって、それは誰を利するのかというと、アメリカ金融独占資本的な何ものかがその本質にあるのではないか。分からないけど、なんかそんなことを思った。日本も、アメリカ金融独占資本に支配されている。そんなことが本当にあるのか。貧困なる精神第5集の影響を大きく受けているけど、現代においてものごとの本質というのはそういうものなのかと思い知らされた気がした。日本は今、何によって動かされているのか。日本国民が選んだ政治家が動かしているのか。アメリカ金融独占資本的な影はないか。安倍が株価を上げようとしているのは、本当に日本国民を利することが本質としてあるのか。